身体コンサルタント / 柔道整復師 田上耕三の身体研究コラムColumn

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ゲリラ豪雨

田上接骨院院長 身体コンサルタント 田上耕三です。

令和三年七月十五日 いや~暑いです。
私のアメーバブログでも記事にしたのですが、温暖化のせいなのかどうなのか分かりませんが、雨の降り方が局地的になっていますね。先日もすぐお隣の市は80ミリの土砂降りでしたが、当院付近と北方町天狗堂は晴れているという現象が起きました。
「なんだ、そんな事珍しくも無い」という方も多いでしょう。ま、そうなんですが丁度天狗堂で上棟祭を執り行い、柱を立て屋根を葺こうとしている家が有りました。上棟祭は、木が濡れるため雨を嫌います。ですから施主さんも棟梁も建築家もやきもきしていたに違いない。「どうか、晴れてくれ」という皆の思いが一つの力となったのか、天狗堂のあたりは一日を通して1滴の雨も降りませんでした。

雨が降らないのと、天狗堂と一体何の関係があるのか。と思われるむきもあると思いますのでちょっとご説明いたします。
古来より日照りが続くといわゆる「雨乞い」をしていました。この時に願いをかけるのは、大抵は「竜神」と相場はきまってます。雨ごいがあるように、もう雨は要らないとなるときには、今度は太陽を求めることになります。これを「晴れ乞い」と言うそうです。
その時には、天狗様のお出ましを願うことになります。天狗の起源というのも諸説あり、中国伝来であるとか、古代に渡来したユダヤ人説が有ります。ユダヤ人の起源自体も我々が思っているものと少し違うという学術調査があるようです。古代エジプトや古代ギリシャ、トルコ周辺、さらに古代メソポタミアの文明、インド、中国とまぁたどっていくと、え!そうなの!!と驚く内容が盛りだくさんな時代を経ての話です。今は、それは置いておいて話を戻しましょう。日本の天狗様は、八大天狗、カラス天狗など種類というか格付けがあるようです。そして、天空を自由に飛び、天狗の団扇で突風を起こし、時に雲も払い除けるという神通力をお持ちです。故に天狗は「権現様」とも呼ばれます。権現とは、仏や菩薩が日本の神の姿で化身して現れることを意味します。大宝年間、修験道の役小角と泰澄が山城国愛宕山に登った時に天狗(愛宕山太郎坊)の神験に遭って朝日峰に神廟を設立したのが、霊山愛宕山の開基と伝わる。(ウィッキペディアより転載)といった具合に各地に権現様と呼ばれる天狗神がおられ、ユニークなエピソードとともに天狗信仰が盛んです。きっと北方町天狗堂の上棟祭が快晴に内に終わったのは、天狗様のお陰ではないかと思った次第です。ではではお後がよろしいようで。

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